津波に注意!!

チリで大きな地震がありました。日本から見ると、地球の裏側での出来事ですが、大きな津波に警戒する必要があります。昭和35年に同様の地震がありましたが、その時も100名以上の方が亡くなっています。
津波は「高さ」よりもその「流れの強さ」が危険です。1mに満たない津波でも、被害はとても大きくなります。
現在、気象庁から「大津波警報」「津波警報」が、全国の太平洋沿岸部に出されています。何があっても、海に近づかないようにしましょう。「避難指示」や「避難勧告」も出ています。ただちに避難しましょう。万一避難が間に合わなくても、鉄筋コンクリートで作られた建物の3階以上に避難すると、比較的安全です。(あくまで避難に遅れた場合の対処法です。)
地学の授業で昭和35年チリ地震を扱いますが、それが今現実に起こっています。津波は人の命を奪います。決してなめてはいけません。津波は何度も押し寄せ、後から来る津波の方が被害が大きくなる傾向にあります。警報や注意報が完全に解除されるまで気は抜けません。
昭和35年の時とは異なり、報道で十分な注意が促されています。今回は人命被害が出ないことを、祈っています。