和歌山城

今年から、和歌山でも授業をしています。授業中、生徒とこんな会話がありました。
「なぁなぁ、和歌山でデートするなら、みんなどこ行くん?」
(授業中に不適切な発言があったことをお詫びします。)
「行くとこないよ!」
「んなことないやろ。だってみんなもデートするやろ?」
「うん。」
和歌山城なんてどうよ?あっ、こっからはちと遠いか。車乗れへんから、行くのは無理やな〜。」
「歩いて行けるよ。」
「そうなんや。どれくらいかかる?」
「30分くらいやからすぐ。でも、和歌山城には何もないしいかへんわ。でもでも先生は行ってきて!」
いやいや、30分ですぐかいな。おじさんは、30分も歩いたら倒れます。ということで、約束を守るべく(?)、車で(ルール違反?)行ってきました。

予想通り特に何もないわけですが、私は十分堪能しました。お城には石垣がつきものですが、ほとんどのお城の石垣が花こう岩や閃緑岩で作られています。しかし、和歌山城の石垣は、堆積岩源の緑泥片岩が使われていました。
「ふむふむ、ここは中央構造線の近く。低温・高圧型の緑泥片岩が多く産出する地域。そりゃこの石使うわな。」
なんて思いながら、石垣をツンツンしてました。
地学万歳!!
はい、私馬鹿です。
行った時間が遅かったので、お城の中に入ることはできませんでしたが、満喫できました。